5つの専門領域

Our 5 major areas of study

演習科目(必修)Seminar subjects (Required)

基礎演習Ⅰ

高校までの学習を大学での学びに「接続」させることをねらいとした、入門ゼミナールと位置づけます。コミュニティ人間科学部の教育課程に関する理解を徹底させるとともに、「単位の実質化」を中心とする、大学の学習の特質を意識した演習を行います。とりわけ、大学での学習に必要となる「アカデミックスキル」の基礎を指導します。具体的には、大学生としての読書法(クリティカルリーディング)、大学図書館の利用技法、情報への接し方・取捨選択(情報リテラシー)に重点を置きます。また、基本図書を一定量読ませることを必須とします。

基礎演習Ⅱ

基礎演習Ⅰに連続させて、「アカデミックスキル」の獲得に向けた指導を行います。基礎演習Ⅰで扱った、大学生としての読書法、大学図書館の利用技法、情報への接し方・取捨選択(情報リテラシー)を意識しながら、コミュニティや地域、人間をキーワードにしてそれらに関わる課題を視野に入れた研究テーマの設定、レポート作成の手順・著作者人格権の尊重、批判的考察(クリティカルシンキング)、口頭発表(プレゼンテーション)の作法などに力点を置いた演習活動を行います。

応用演習Ⅰ

基礎演習Ⅰと基礎演習Ⅱで学んだ、大学生としての読書法、大学図書館の利用技法、情報への接し方・取捨選択、クリティカルシンキング、プレゼンテーションの作法などを基盤にし、また、コミュニティ活動研究法Ⅰで学んだ文献と情報の渉猟手法に基づいて、各自の研究関心を固めるための演習を行います。とりわけ、仮の研究テーマを設定し、関連文献を渉猟して読み解くことを中心にした学習を進めます。

応用演習Ⅱ

コミュニティ活動研究法Ⅱを基盤にして、社会調査(質問紙調査、面接調査)の実際を、演習形式で学びます。調査テーマについては、応用演習Ⅰの学習を基本に据える。社会調査の標準的な手順に沿って、調査計画を策定するとともに、調査対象の規模の設定、サンプルの抽出、質問紙・面接シートの設計と実査、数量データの集計・統計分析などに関して、実践的・体験的に学習します。

専門演習Ⅰ

2年次までに学んだ内容をもとに、教員の研究関心や研究方法を批判的に摂取しつつ、コミュニティ人間科学部の5つのプログラムにおける学習内容をも視野に入れ、受講者自身の専門領域について深めるためのゼミナールと位置づけて指導を行います。専門演習Ⅱに継続させて学習することを基本とします。とりわけ、地域実習や、4年次で学ぶ卒業研究Ⅰ・卒業研究Ⅱとの関連を重視し、1クラス10名程度の履修形態の利点を活かして、教員と学生のコミュニケーションを密にした指導を展開します。

専門演習Ⅱ

専門演習Ⅰの趣旨を継続して展開した学習を進めます。とりわけ、コミュニティ活動研究法Ⅲで取り扱う、フィールドワークや質的調査との関係を意識した指導を行います。これにより、フィールドワークをより効果的に実践する手法の獲得に加えて、それを現場で応用することができるようにします。とりわけ、各コミュニティに生活する子ども・若者、女性、高齢者・障がい者など幅広い対象に対する支援の実際を認識し、さらに、コミュニティでの文化や情報を継承し、地域創生を行うための基礎能力を修得することをめざします。

卒業研究Ⅰ

大学での学習の集大成として、各自の研究テーマに基づく「成果物(卒業論文・卒業制作)」を生み出すための準備を演習形式で進めます。具体的には、卒業研究の構想(問題意識、仮設の設定など)、執筆・制作プロセス(計画策定、時間配分など)といった基本的な事項について理解するとともに、研究題目の確定を必須の目標とします。また、内容上の指導を、集団・個別形式を併用して行い、仮の章立てができるように学習を展開します。

卒業研究Ⅱ

卒業研究Ⅰで確定した題目に基づき、かつ、策定した研究計画に沿って、執筆あるいは制作活動を的確かつ効果的に進めます。基本的には、個別指導を中心とし、随時、進捗状況を確認しながら、成果物の完成に向けたプロセスを体験的に学び、「成果物」の確実な提出を促します。また、提出された「成果物」に関する教員による口頭試問を実施するとともに、学習者の自己評価と、他の学生による相互評価(ピアレビュー)を行います。