5つの専門領域

Our 5 major areas of study

資格関連科目Credential related subjects

図書館司書科目

地域情報資源組織論

情報資源の組織化の基礎知識として、情報資源の主題分析と分類作業の概要、情報資源の書誌データ・メタデータの生成と記録の概要を学ぶことを目的とします。前者に関しては、『日本十進分類法(NDC)』と『基本件名標目表(BSH)』の基本構造を、また、後者に関しては、『日本目録規則(NCR)』の基本原理に焦点を合わせます。また、コミュニティ人間科学部の各プログラムとの関係を考慮し、地域の情報資源の組織という視点に立って、主題分析・分類作業・データ生成の課題を検討します。

地域情報資源検索法Ⅰ

図書館における情報サービスの中心となるレファレンスサービスの実務について、演習形式で関係する技術を習得することを目的とします。具体的には、レファレンスブックやデータベースといった情報源の種類と特徴を理解した上で、それぞれを評価するための観点と方法を学びます。また、地域資料や地域情報へのアクセスを行うツールとしての書誌や索引、パスファインダーの作成技法を身につけることをめざします。

地域情報資源検索法Ⅱ

図書館における情報サービスの中心となるレファレンスサービスの実務について、演習形式で関係する技術を習得することを目的とします。具体的には、レファレンスブックやデータベースといった情報源を利用した地域情報の探索手法を学びます。また、図書館利用者の情報ニーズを把握するために行われるレファレンスインタビューの実際について取り扱い、言語的コミュニケーションスキルと非言語的コミュニケーションスキルの双方の獲得をめざします。

地域情報資源組織法Ⅰ

ある一定の秩序に基づいて資料を編成することによって、図書館利用者が情報資源を有効活用できるようにする営みである情報資源の組織化に関して、主題分析、分類作業、統制語彙の適用など、情報資源の主題を中心とした組織化に関する技術の獲得をめざします。具体的には、日本の代表的図書分類ツールである『日本十進分類法(NDC)』及び『基本件名標目表(BSH)』を使用し、地域資料・地域情報を含めた多様な情報資源を題材にした演習を行います。また、インターネット情報資源の分類の実際に関しても取り扱います。

図書館司書科目

地域情報資源組織法Ⅱ

ある一定の秩序に基づいて資料を編成することによって、図書館利用者が情報資源を有効活用できるようにする営みである情報資源の組織化に関して、書誌データやメタデータの生成と記録の技術の獲得をめざします。具体的には、日本の代表的な書誌データの記録ツールである『日本目録規則(NCR)』を使用し、地域資料・情報を含めた多様な情報資源を対象にした演習を行います。また、インターネット情報資源のメタデータの記録作成の実際に関しても取り扱います。

地域情報資源処理法

情報技術の進展に伴い、図書館業務は効率化したことから、技術を理解し、活用できなければ、図書館そのものの運用ができず、また、配慮が行き届かない図書館サービスを生じさせる構造となっています。本科目では、こうした背景を意識して、図書館の業務に欠かせない情報技術を論理的に説明することをめざします。また、コンピュータ技術やインターネット技術の基礎、図書館の業務システム、サーチエンジンやデータベースの仕組み、電子資料(電子ジャーナル、電子書籍)などについて、とりわけ、地域情報資源の処理に関する具体的事例をもとに解説します。

図書館情報学実習A

公立図書館(都道府県立図書館、区市立図書館)における実習を行い、図書館の実務を体験することを通して、図書館司書に求められる、図書館業務の実践的な知識・技術を修得することをめざします。期間・内容等については受入先の機関と調整し、おおむね2週間(60時間)を設け、4年次前期までに修得した知識・技術を活用し、図書館・情報機関における諸業務の実際を理解し、関係技術を修得することをめざします。また、年間を通して、実習の事前指導・事後指導(30時間)を行い、実習を効果的に行えるよう指導します。
実習60時間
講義30時間

図書館情報学実習B

大学図書館、学校図書館、専門図書館、国立国会図書館、または関係情報機関における実習を行い、図書館の実務を体験することを通して、図書館司書に求められる、図書館業務の実践的な知識・技術を修得することをめざします。期間・内容等については受入先の機関と調整し、おおむね2週間(60時間)を設け、4年次前期までに修得した知識・技術を活用し、図書館・情報機関における諸業務の実際を理解し、関係技術を修得することをめざします。また、年間を通して、実習の事前指導・事後指導(30時間)を行い、実習を効果的に行えるよう指導します。
実習60時間
講義30時間

博物館学芸員科目

博物館教育論

地域社会における博物館の役割を、教育活動の観点から解説します。博物館における教育・学習の特性を理解し、展示や教育プログラムの企画・実施・評価に関する基礎的な知識を修得することをめざします。地域住民の学習要求・学習課題に対応した教育活動の展開に注目し、そこでの博物館(学芸員)と地域住民(利用者・ボランティア)との関係について重点的に検討することを通して、博物館が教育施設としてコミュニティ形成に果たす役割を解説します。

博物館展示論

展示は、博物館が自然・文化・歴史に関する事象とその研究成果を公開する際の、中心的な手法・活動形態であり、地域博物館においては地域を表現・発信する際のメディアとなります。本科目では、多様な博物館の形態、展示手法や表現の種類、展示の構造を、事例を用いながら学習します。また、計画から展示の構築に至るプロセスを考察し、コンセプトを具現化する過程や展示のメッセージ性など、博物館と社会との関わりについて検討します。

博物館実習Ⅰ

講義形式の授業に、大学外での施設見学や実技演習等を交えながら、博物館における学芸員業務の実際を解説します。資料の取り扱いや展示制作に関わる基礎的な知識・技術の修得に加え、地域社会における博物館活動の展開を、実例をもとに理解するとともに、コミュニティ形成の観点から学芸員に期待される役割を検討します。また、「博物館実習Ⅱ」で予定されている、大学外の博物館での実習に向けて、その心構えを身につけることをめざします。
実習40時間
講義20時間

博物館実習Ⅱ

大学外の博物館での実習を通して、学芸員に求められる基礎的な知識・技術を修得させます。資料の取り扱いや展示制作に関わるのみでなく、地域住民による博物館利用の実際を知ることにより、地域社会における博物館の役割を実体験から理解することをめざすとともに、地域の教育・文化施設に勤める専門的職員として必要とされる能力や姿勢を養成します。また、事前学習として、大学内での講義、ならびに、地域活動が特徴的な博物館の見学等を実施して、実習に備えます。さらに、事後学習として、さまざまなフォローアップを徹底します。
実習20時間
講義10時間

社会教育主事科目

社会教育課題研究Ⅰ

本科目は、社会教育主事任用資格取得に関わる諸科目を関連づける力を身につけ、また、各科目群に置かれている「地域実習」での学びを深めることを目的とします。受講者の実践的かつ主体的な学習・研究形態を取り入れ、社会教育施設での短期の体験的活動にふれたり、社会教育関係の講習やイベントへの参与観察、簡易な調査などのフィールドワークなども取り入れ、受講者自身が設定した課題を追究することにより、社会教育を取り巻く諸問題や地域の課題を把握・発掘・整理し、その成果を発表することをめざします。

社会教育課題研究Ⅱ

「社会教育課題研究Ⅰ」を展開させ、社会教育主事任用資格取得に関わる諸科目を関連づける力を深め、また、各科目群に置かれている「地域実習」での学びをさらに深めることを目的とします。受講者の実践的かつ主体的な学習・研究形態を取り入れ、社会教育施設での短期の体験的活動にふれたり、社会教育関係の講習やイベントへの参与観察、簡易な調査などのフィールドワークなども取り入れ、受講者自身が設定した課題解決の方策を探ることをめざします。さらに、研究の成果を報告書としてとりまとめる手法を身につけることを重視します。

社会調査士科目

地域社会調査論Ⅰ

地域社会に関わる問題を実践的にまたは学術的に論じる際には、客観的な資料・データに基づくことが求められます。資料・データを蒐集する一つの方法が社会調査です。本科目では、最終的には自ら社会調査を実施し、資料・データを分析・考察する能力を身につけていくための最初の段階として、社会調査に関する基本的な考え方、量的調査や質的調査等の社会調査の方法、資料・データの蒐集から分析までの諸過程などに関する学習を通して、社会調査に関する基礎的な知識の修得をめざします。

地域社会調査論Ⅱ

地域社会の検討に必要な社会調査、特に量的調査の全体的な考え方、調査の設計方針を学習します。調査目的に応じた質的/量的調査の選択、サンプリング、調査票の構成並びに質問文作成の注意点、調査票の配布・回収に関する各手法、回収後のデータクリーニングなど、量的調査の各段階における手法や注意点等に関する理解を深め、地域社会の現状を正確に把握するために必要な能力を獲得します。

地域社会調査論Ⅲ

本科目は、社会調査に必要な統計学に関わる内容について学ぶことを目的とします。統計的データをまとめたり分析したりするために必要な、推測統計学の基礎的な知識を身につけるために、確率論の基礎、基本統計量、検定、相関等を取り上げ、これらの概念についての理解を深め、実際に活用できるようになることをめざします。また、検定や相関などについて、実際的な能力が得られるよう、それぞれの手法を指導します。

地域社会調査論Ⅳ

生活現象や社会現象を数量的に研究する場合、複数の視点あるいは多くの性質に関係する指標値を求めて分析する必要があります。本科目では、社会調査に必要な統計学を理解した上で、統計解析ソフトを用いて、社会調査データの分析で用いる基礎的な多変量解析法を学びます。具体的には、重回帰分析、分散分析、パス解析、因子分析などを取り上げて、統計調査の結果を読み解く能力を養うことをめざします。

社会調査士科目

地域社会調査論Ⅴ

本科目は、質的データの収集や分析方法についての理解を深めることを目的とします。とりわけ、単なる方法論として理解するのではなく、質的調査の背景にある考え方を理解した上で、さまざまな質的調査の種類や分析方法について学習します。具体的には、参与観察法、フィールドワーク、インタビューなどの調査方法、ならびに、ライフヒストリー分析、会話分析、グラウンデッドセオリー、ヴィジュアルデータ分析、テキスト分析などを取り上げます。

地域社会調査実習Ⅰ

これからの地域社会のあり方を考え、実践に取り組んでいくためには、地域社会における人々の行動や意識の特徴や課題についてデータに基づいて検討することが必要です。本実習では、特定の地域社会を対象にした質問紙調査を実際に経験しながら、地域社会の特徴や課題を捉えるための調査手法の習得をめざします。また、「地域社会調査実習Ⅱ」で行う調査の準備段階として、調査の企画、仮説構成、調査項目の設定、質問文・質問紙の作成などの手法を身につけられるよう指導します。
実習20時間
講義10時間

地域社会調査実習Ⅱ

これからの地域社会のあり方を考え、実践に取り組んでいくためには、地域社会における人々の行動や意識の特徴や課題についてデータに基づいて検討することが必要です。本実習では、特定の地域社会を対象にした質問紙調査を実際に経験しながら、地域社会の特徴や課題を捉えるための調査手法の習得をめざします。「地域社会調査実習Ⅰ」での学習を活かして、質問文・質問紙の確定、サンプリング、実査、エディティング、集計、仮説検証、報告書の作成といったプロセスを体験的に学べるよう指導します。
実習20時間
講義10時間