5つの専門領域

Our 5 major areas of study

学部基礎科目(必修)Basic subjects (Required)

コミュニティ創造論

コミュニティの概念を地域社会の概念から説き起こし、コミュニティ創造に向けた諸方策・諸課題について検討します。「コミュニティ」という用語は、1970年代の地域政策におけるキー概念でしたが、当時の議論を振り返りつつ、地域社会変革の到達目標としてのコミュニティの内包と外延を確認し、コミュニティ活動の主体を形成するための社会政策・教育政策を、広く国レベルの施策と市町村レベルの事例とについて言及しながら、今日、求められるコミュニティの創造、主体的・能動的に活動する人間の創出の方策について考察します。

コミュニティ社会学原論

コミュニティは個人にとって基礎的な社会集団の一つですが、昨今は人口減少や災害などコミュニティの存続を脅かす事態が続発しています。本授業では、現在のコミュニティの問題の要因となっている歴史的・制度的事情、またそれらを背景とする社会学説をまず把握します。次いで、特に「地方」とされる地域の現状を実例をもとに学び、その上で最近の学説を検討します。これらを通じてコミュニティの問題状況について理解を深めることを目標とします。

地域学習社会論

地域や社会のあり方を、教育・学習活動と密接に関わるものとして捉える考え方についての、基礎的な理解を図ります。そのため、地域振興と社会教育との関連を強調してきた「地域の教育力」「生涯学習とまちづくり」等の議論や取り組みについて解説します。またその基礎として、教育と学習の違い、学校教育・社会教育・家庭教育の特性、生涯教育論・リカレント教育論・学習社会論の展開、「生涯学習社会」をめぐる議論等も解説します。

地域行政原論

教育行政を軸にしながら、地方公共団体の行政の仕組みについて理解を図ります。特に行政を学ぶために不可欠となる関係法令に基づきながら、地方自治の意味を理解させつつ地方公共団体の行政組織及び行政活動の基本的事項、一般行政と教育行政の原理の違いや、行政運営の基本的指針となる総合計画の構成、総合計画と地域教育振興基本計画など分野別計画との関係、行政評価、教育委員会の組織、地域の概念といった個別テーマについて具体的取り組みを踏まえて理解を深め、広い視野で地域活性化のための方策を考察します。